アベノミクスのおかげかどうかは謎(!)ですが、今年度の国の税収見込が2.3兆円ほど増えて、45.4兆円程度になるそうです。
主な要因は企業業績の回復にともなう法人税収の増加で、企業は間違いなく儲かってきているというのが数字に現れています。

ちなみに、
消費税を1%上げると、税収は2.5兆円ほど増えると言われています。
今回、税収が2.3兆円も上ブレしたんで、“消費税の引き上げは、8%ではなく7%にしときます!”とか言い出したら、安倍総理も大人気になるかも???

ま、なにはともあれ、景気が上向いて税収が増えそうな事はメデタイ話ですね。
ただし!!!

数兆円程度税収が増えた程度では喜んではいられないのが、この国の現状。
せいぜい年間45兆円の税収しかない国が、このところ毎年90兆円ものチャレンジャーな(?)予算を組んでおります。(来年は100兆円超えとか?)

足りない部分は国債でまかなっておりますので、国の借金は、毎年30~40兆円ほど順調に増え続けております。
おかげ様で、現在の国の借金残高は750兆円、地方も合わせると1000兆円です。
個人の金融資産が1500兆円あるから日本は大丈夫と言われ続けておりますが、さすがにそろそろマズイですよねえ・・・。