あと1週間で6月に入ります。
今年は6月から定額減税というイベントが始まります。

2024年6月から始まって、一番遅いケースで2025年の7月頃までかかる、長くて、複雑で、ひたすら面倒臭い、イベントです。
このイベントに“無理矢理従事させられる”経理担当者や、税理士や、市役所の職員さんは、本当にややこしく面倒臭い作業をこなさなければなりません。

しかも、岸田首相の“減税メガネ”と言われたい願望の為に(?)無理矢理従事させられるのに、国からは何の補助も無くただ仕事が増えるだけです。
(その分経理担当者は残業代が増えたり、国から自治体へ費用補填はあるのかもしれませんが、税理士にとっては完全に負担増!)

まあ大多数の方々にとってみれば“4万円貰えるから良いや”ってだけの話でしょうけど、シンプルに4万円給付するだけに比べると、べらぼうに社会コストがかかっている事だけは周知して欲しいです。
毎月何千円か天引きされている源泉所得税を3万円に達するまで何ヶ月もかけてチビチビ減税するって、何の意味があるのでしょう。
(何カ月かかるかは給料の金額によって異なります)

さくっと全員に4万円配れば良いだけなのに・・・。
本当に、この“減税と言いたいだけの愚行”をメディアはキチンと報じて欲しいものです。