今年の夏の参議院選挙へ向けて、各党が“消費税の減税”を叫んで人気取りに必死です。
先の衆議院選挙で国民民主党が“所得税減税”という公約で躍進したのを見て、減税は受ける!と皆思っているのでしょう。
ただ、与党も野党もほぼ全ての党が消費税減税を叫んでいる状況になってしまっていて、ちょっと呆れています。
特に、民主党時代に消費税を10%に上げる決定をした野田元総理の立憲民主党や、昨年所得税の減税を求められた際にあれだけ“財源がない”と吠えていた自民党が、選挙前に急に掌を返して消費税下げる!とか言っても却って人気を失うと思うんですがね・・・。
思い起こせば、昨年の衆議院選挙の時も同じように各党がこぞって叫んでいた公約がありました。
ほとんどの政党が“最低賃金を1500円にする!”って言ってたのを覚えていませんか?
唯一、国民民主党だけが“いきなり1500円にすると103万円の壁が問題になるから、まずは103万円の壁を178万円にするべき!”とまともなこと言って躍進した筈です。
国民は思った以上に冷静で、いいかげんな“飴玉公約”より中身と将来性のあるきちんとした政策を望んでいるように思います。
国会議員のエライ先生方!、あんまり国民をバカにしないほうが良いと思いますよ~。