そろそろ平成23年の確定申告の足音が聞こえてきました。
23年は大きな税制改正はあまり無かったのですが、申告制度に関しては非常に大きな改正がありました。

それは、年金収入が400万円以下でその他の所得が20万円以下の人は、確定申告が不要になったというものです。
このブログをご覧いただいている方々には直接関係無い話かもしれませんが、親や祖父母の方々が年金を貰っている方は多いと思います。

昨年までそのような方々は、基本的に確定申告をしなければなりませんでした。
この寒い時期に、混雑している税務署に足を運ばれていた高齢者の方々にとっては朗報かもしれません。

ただ、不要でも確定申告したほうが得になるケースもあります。
一番多いのは医療費控除がある場合で、高齢の方は年間医療費が高額になる事も多いので、申告不要であっても申告して還付してもらいましょう。

今年から始まる大きな改正ですので、混乱のないよう申告時期を過ごしたいと思います。