先日安倍首相が、一年後の消費税10%引き上げを改めて明言いたしました。
今回は本当によほどの事が無い限り、10%にあがりそうです。

で、引き上げが決定的になると、気になるのが景気への影響です。
前回の5%から8%への引き上げの際、景気に関する数字は予想以上に悪化し、個人消費を冷え切らせました。

そのトラウマ(?)のせいか、来年の引き上げの際は、かなり手厚い景気対策がとられそうです。
今のところ噂になっているのが、

“商品券を配る”、
“クレジットでポイント還元”、
“もう、現金配っちゃえ!”、
などなど。

そこまでするなら増税止めたらええやん!、って声も聞こえてきそうな感じです。
そもそも、商品券配ってまで一時的に景気を支える意味があるのかどうか・・・。

消費税増税したら、駆け込み需要とその反動で個人消費がしばらく下がるのは当たり前だし、仕方ない話ですやん。
一年限りの激変緩和措置という言い訳なんでしょうが、なんとも意味不明な政策です。

今回は、税額が1.25倍で増税幅は2%と、5%から8%の変動に比べると小幅な引き上げです。
何より前回と違うのは、皆様の心の準備が相当出来ていると思われる事。

商品券配ってる場合では無い気がするんですけどねえ。
ま、頂けるものは喜んで貰いますけど、国民としてはなんだか情けない気分になる話です。