先日のローカルニュースで、あきれるほど悲しいニュースがありました。
西宮市の職員30人が、固定資産税と軽自動車税計約156万円を滞納しているというものです。

市役所の職員自身が、市の税金を滞納してるなんて・・・。
しかもこのうち、支払い意思の確認が取れない20人について、市は最終通告書を送付したとか。

ん?
市役所の職員で、市税の支払いの意志が取れない人間が20人もいる???
って・・・、どういうこっちゃ?

市の職員なのに、“意志の確認がとれない”って、意味不明もいいところです。
正々堂々と“払う気がない”という職員が20人もいるという事なんでしょうかね?

最終期限までに支払わなければ給与などを差し押さえるという話ですが、民間だったら即刻懲戒免職レベルではないのでしょうか?
市税のなかでも、固定資産税や軽自動車税といえば、要するに持ち家や自家用車があるという事です。

借家に移るなり、車を売るなり、支払手段はまだまだ残っているはずで、本当にお金が無くて苦しいとは思えません。
まあ個人それぞれ事情があるので、公務員とはいえ税金が払えない環境に陥る事も“まれにあること”かもしれません。

でも、そういう状況になったら、善良な市民は“税金が払えないのですがどうしましょう”と市役所の窓口へ自ら相談に行くでしょう。
少なくとも、“支払い意志の確認がとれない”って、職員にはありえないと思うんですけど。

公務員は簡単には免職されない法律になっているようですが、これはちょっとひどすぎると、私の感覚では思います。