東京都内の主婦が、約4億円の所得を税務申告せず、所得税約1億3000万円を免れたとして、
東京国税局から所得税法違反(脱税)の疑いで東京地検に告発されたそうです。

普通の主婦が、4億円も!!!いったい何で稼いだの???って感じですよね。
どうやら、親から相続した財産(数千万円らしい)を元手に、外国為替証拠金取引(FX)で2005年までの3年間にそれだけ稼いだようです。

株式投資ブームにのって、株取引や先物取引で儲ける主婦の方が結構いるようですが、4億ってのは恐ろしい金額ですよねえ。
この主婦は先物取引等の所得はちゃんと申告していたそうで、FXに関する所得のみを隠していたようです。

つまり、ばれにくい所得のみ隠していて悪質と言う事で、東京国税局も告発に踏み切ったのでしょう。
こういった事件の背景には、新しい金融商品や投資手法に対して税制や法律がついていっていないと言う現状があると思います。

“税務署には報告されない”と聞くと、ついこういった脱税に走る人が出てくるんですよね。
国もきちんとした仕組み作りをして、真面目に申告した納税者が損した気分にならないようにしてもらいたいですね。

ま、それ以前に、
普通の主婦の方が、3年で4億も稼いだって聞くと真面目に働くのが虚しくなりますが。