政府の2019年度予算案によると、来年度の税収は過去最高の62.5兆円を見込んでいるようです。今までの最高はバブル期の1990年ですから、ほぼ30年ぶりで過去最高を更新する事になります。

消費税を増税するんだし、そりゃ税収増えるよね、って気もしますが、消費税上げると景気が落ち込んで税収は逆に減る!、という意見の人もいましたんで、政府としてはホッとしているのではないでしょうか。

でも実は、消費税以外の税収もこのところ順調に伸びています。法人税も所得税も3年連続で増加しています。

景気が良いのは大企業だけで、個人は全く好景気の実感が無いと言い続けている野党ですが、個人の税金である所得税が伸びてる現実を見ると、ちょっと説得力ないですね。いろいろ批判されてるアベノミクス(最近聞かない単語?)ですが、なんだかんだ言ってソコソコ結果出してます。

が!、しかし!

過去最高の税収に気を良くしてか、予算案も過去最高の101.5兆円とブチ上げてます。オイオイ・・・。税収上がったからって、出ていく方も同じように上げ続けたら、いつまで経っても1000兆円の借金返せへんがな。

税収が過去最高だった1990年頃の予算は70兆円位で、そりゃそうだよねって水準です。それがいつの間にか、60兆円入って100兆円出すのが当たり前になってしまったこの国。

何でこんな事になっちゃったんだろう?あれ?・・・、1990年って、私が成人した年やん。って事は・・・、こんな国にしちゃった責任、めっちゃ有るやん。

ゴメン、娘よ、息子よ。

おとーさんは、自分のが生きていくのに精一杯で、君らの将来の事、一滴も考えてなかったわ・・・。