6月24日からマイナンバーカード機能のiPhone搭載が始まります。
岸田首相の時代に“2025年の春後半には搭載される”とアナウンスされてましたが、ようやく春後半?到来です。
(6月24日だと夏至をとっくに過ぎてますけど)

ただ残念ながら、マイナンバーカードそのものがスマホに完全に置き換えられる、という段階ではありません。
マイナンバーカードの電子証明書機能と属性証明の機能がまず実装されるというレベルです。

ではスマホだけで何が出来るようになるか?と言うと、スマホだけでコンビニで印鑑証明をとれたり、マイナポータルのログインがカード無しで簡単になる程度で、まだまだ道の途中ですね。
とはいえ、9月頃からは一部医療機関でスマホによるマイナ保険証の運用が始まるようですし、スマホ免許証の実現に向けても警察庁と検討を進めているらしく、滅茶苦茶期待しております。

マイナ保険証にしてもマイナ免許証にしても、最大のネックは“全部一枚にまとめたカードを失くしたら怖い!”だと思います。
スマホ搭載にしてしまえば、原本であるプラスチックカードは家の金庫にしまっておけば安全ですし、万一、スマホを紛失したりしても顔認証や指紋認証のロックがかかっているので安心ですし、スマホだと遠隔操作で機能停止等も出来そうですし、GPS等が生きていれば発見も容易でしょう。

今はスマホを持たずに外出する事はほとんどない位だと思いますので、免許証の不携帯や、病院で保険証が無くて困る、などということが無くなるって単純に素晴らしいと思います。
日常生活においても、ちょっとした契約やサービスを受ける場面で本人確認のために免許証等を提示する事は結構ありますが、すべてスマホで完結できれば非常に便利ですよね。

マイナンバーカード制度は当初から批判がやたら多いですが、こういった日常生活でのメリットや利便性を国民にきちんとアピールして欲しいと思います。