過去の燃費データの不正問題で、三菱自動車は売上激減、株価も以前の半値レベルに暴落し、会社の存続すら危ない状況でした。
ところが、その燃費データの不正を暴いた（？）張本人の日産が、三菱自動車の株式３４％を取得し、実質子会社化して救済する事になりました。
なんだかあまりにも美しすぎる筋書きに、もともと日産社長のカルロスゴーンさんが絵を描いていた出来レースなんじゃないの！、なんて話まで聞こえてきます。
株価は水物ですし、３４％の取得も第三者割り当てによる方法のようなので、“この騒動のおかげで半値で買えた”とは単純に言えないでしょうが、どう考えても安く買えた印象です。
今回の不正問題が明らかになる前から三菱自動車と日産は深い提携関係にあり、いずれは吸収合併という事も日産は想定していた気がしますし、あまりにも鮮やか過ぎるというか、なんというか。
まあ真相は分かりませんが、まるで小説のような驚くべきシナリオだなあと感じずにはいられません。
ゴールデンウィーク前に三菱自動車の株を買っておけば良かった！、って思ってる人、多いでしょうねえ・・・。
