昨日、トランプ大統領がアメリカ国民向けにイラン紛争の状況について演説しました。
事前の噂では“そろそろ戦争止めるわ~”と言いだすのではと期待されておりましたが、“イランをぶっ壊してやった!”といういつもの自慢話に終始し、なんのこっちゃという内容でした。
紛争が始まった当初は、アメリカとイスラエルが本気になったらイランなんてひとたまりもないのでは、という感じでしたが、現実はなかなかそうでもないですね。
ロシアのウクライナ侵攻と同じで、国力や軍事力の差が結構あっても、それなりの規模の国家を暴力で打ち負かすというのは簡単ではないということが改めて分かります。
また一時的に打ち負かしたように見えても、国民を将来にわたって服従させるのは、さらに困難を極めると思います。
たまたまベネズエラが上手くいった(様に見える)ので、トランプさんはイランで2匹目のどじょうを狙ったのかもしれませんが、ベネズエラのケースが特殊だったということでしょう。
とはいえ、わざわざ演説したという事実は、少なくともトランプ大統領が国民の評判や支持率にナーバスになっている証拠です。
この辺がロシアや中国といった国と違うところで、なんだかんだ言ってもアメリカは民主国家なので、トランプ大統領も秋の中間選挙を意識せざるを得ないのでしょう。
イラン紛争がいつ終わるのかはトランプ大統領の気分次第かと思っていましたが、アメリカ世論が戦争を止めてくれそうな期待感が出てきました。
つい勢いでトランプさんを大統領にしてしまったものの、
いきなり全世界相手の関税措置、
WHO等の国際機関の一方的な脱退、
ベネズエラ大統領の拉致、
イラン紛争、等々・・・、
ここまでやるのか!?と、さすがにアメリカ国民もそろそろ目を覚ましそうです。
