先週、世界中の株価が大暴落しました。
昨年の夏のサブプライム問題の顕在化以降、一年余り経って落ち着きを取り戻しつつあったかに見えていたアメリカ経済。

ところが根っこは思ったより深かったようで、リーマンの破綻をきっかけに再び悪い流れが一気に押し寄せた感じです。
先週の世界的な株価の暴落は、数十年に一回と言っていいほどの大きなもの。
日経平均も、一年余り前の半額以下にまで一気に下がってしまいましたね。

この”大騒ぎ”に対処すべく、週末にはG7で”行動計画”なるものが発表されました。
先進諸国が強調して、世界恐慌が起こらないよう”あらゆる手段を用いて”強い姿勢で臨むとの事。

これを受けて昨日のニューヨーク株は急騰。
先週は数十年に一度の急落と言っていいほどの下げ方をしたのですが、昨日は史上最大の上げ幅を記録。

まあ相場なんてもんは、大きく下がったら、次は大きく上がるんでしょう。
しかし、あまりにも上下の振れ幅が大きいですね。

お金の無い相場シロウトの私としては、
”あー、このタイミングで買って、今売っていたら大儲けなのに・・・”

などと妄想するばかり。
でも実は、そんな”他人事”感覚で妄想にひたっていられないくらい、世界経済は悪化しているのかもしれません。

今は、実体経済への影響が出来るだけ少なく、後退局面が出来るだけ短期間である事を祈るのみです。