米Microsoftは9月29日、無料セキュリティソフト「Microsoft Security Essentials」のダウンロード提供を開始しました。
このソフトはMicrosoftの企業向けセキュリティ製品「Forefront」と同じ技術を使って、ウイルス、スパイウェアなどのマルウェアからユーザーを保護するものだそうです。

無料でセキュリティソフトを提供してくれるのは、実にありがたい話です。
ただ、OSを提供するソフトメーカーとしてセキュリティ対策をきちんと行うのは当然と言えば当然かも。

ネット社会におけるセキュリティの重要性は増大する一方ですから、そもそもOS自体がウイルス等の攻撃に耐えうるのは大前提のはず。
その辺りのセキュリティ対策を他の専門ソフトメーカーに任せていた(訳ではないか?)事自体がおかしな話だったのかもしれませんね。

モチロン、従来もセキュリティに対する対策は随時行っていた訳ですが、個人的には“破られた穴を後から補修する”という姿勢に感じてました。
“破られないように事前に頑張って守ろうとする”という姿勢へ徐々に変化していってるのは結構な話です。

問題はその実効性ですが・・・。
どうなんでしょうねえ・・・。

大手のセキュリティソフトメーカーあたりからは、しょせん従来からの対策の延長に過ぎず信頼できない、といった評価のようです。
やはりビジネスで使うパソコンには、有償のセキュリティソフトの方が安心な気がします。

個人のプライベートパソコンには手頃かもしれませんので、興味のある方は以下へ。
http://www.microsoft.com/security_essentials/?mkt=ja-jp