中国でついに一人っ子政策が廃止されるそうです。
少子高齢化は世界中の先進国の大きな課題ですが、36年間人口抑制の為に一人っ子政策をしてきた中国にとっても大きな転換点と言えるでしょう。

それにしても・・・、何を今更・・・、って思うのは私だけでしょうか・・・。
36年前に一人っ子政策を発明したのが誰か知りませんが、若い世代が急激に少なくなれば、国がどんどん活力を失うのは誰でも判りそうなもんでしょうに。

2人の親から1人しか絶対産めないとなれば、100年もしたら人口半分以下になっちゃうかもしれませんよね。
でも、今回“一人っ子政策を廃止する”と発表したものの、完全に廃止ではなく“2人までは認める”という中途半端なものだそうです。

“産みたい人はいくらでも産んで良いよ”が当たり前の先進国ですら少子化に悩んでいるのに、“2人までは認める”程度じゃあ無理だと思いますけど・・・。
ま、日本人の私がどうこういう問題ではないですけど、誰か習さんに教えてあげたらいいのに、と思わずにはいられません。

ちょっと笑えるのは、この話題のおかげで、オムツメーカーの株が上がったり、ミルクの生産がさかんなニュージーランドの通貨が上がっているらしいです。
やっていることは摩訶不思議な国ですが、その影響力が絶大であるというのは間違いないですね。