阪神間に住んでいらっしゃる方々で、六甲山を知らない人はいないでしょう。
六甲山自体は標高931メートルほどの低い山なんですが、六甲連山と言われる通り、神戸を中心にして西は須磨から東は宝塚まで長く連なっております。
毎年11月になると、その六甲連山の西の端から東の端までの55キロほど(!)を一日で歩き通すという”六甲全山縦走”と言うイベントがあります。
縦走ですので、いくつもの山頂を登ったり下ったりで、登りを全部たすと3000メートルくらいあるとか。
登山に興味の無い方には、なんでまた、わざわざそんな無茶を???ってな話です。
が、山が好きな私は過去に3度ほど完走(マラソンか!)しております。
(混雑を避ける為、イベントとは別日程で勝手に歩いただけですけど。)
30歳前後の頃によくチャレンジしておりまして、途中でヒザや関節が痛くなり挫折した事も何度かあります。
でも、秋や初春に六甲の山々を歩くと心が洗われますし、無事に完走出来た時の自己満足(思いっきりの自己満足!)は妙な達成感と自信を与えてくれます。
今では六甲縦走どころか、近所の甲山(標高300メートル・・・)に登るのもヒ~ハ~なメタボリック状態ですので、どこかでのんびり秋の山を楽しめたらなあと思います。
紅葉に色づく山を歩くのは、本当に気持ち良いですからね。
今年も今週末辺りに開催されるようですので、参加される方はケガのないよう、無理をしないで秋の六甲を楽しんでください。