先週末に突然、小沢氏の代表辞任のニュースがかけめぐりました。
先日の安倍首相の辞任のニュースにもびっくりしましたが、今回のニュースも”なんで?”という感じです。

辞任以前に、自民党と民主党の大連立なんて話が出てきた段階で、”なんで?”と思いましたが。
連立の話を民主党の役員会で断られたからと言って、代表辞任にまで話が飛ぶのは国民には理解し難い”小沢流”です。

代表である自分が決めた事を下の人間たちに否定され、”俺の言う事聞かないなら代表辞める!”なんて。
君は、ワガママなガキ大将か?・・・と思ってしまいます。

辞任会見を聞いていても、
”福田首相は誠意を尽くしてくれて良い人だ”、
”民主党は全てにおいて未熟で、政権担当能力のないボロ政党だ”、
”これで衆議院選挙なんか勝てる訳ない”
的なニュアンス(あくまで私の勝手な解釈です!)に聞こえます。

代表辞めるとはいえ、身内に対して言いたい放題やなあと私には思えました。
実質自分が作ってきたような政党を、ここまでボロクソに言えてしまう人間性が、壊し屋”小沢流”でしょうか。

そもそも”政権を獲る!”とあれほど言っていたのに、突然”大連立”に走ろうとした小沢さんの本意が良く分かりません。
このままでは肝心の衆議院選挙に勝てそうにないので、影響力のある今のうちに連立した方が政策実現出来るとの判断は本音なんでしょうか。

ただいずれにしても、自分の判断や意見を周囲と協議したり相談する事なく独断専行するのは、相変わらずの”小沢流”。
”民主”主義の”民主”党なんでしょうから、代表個人の意見をゴリ押しするのではなく、党としての考えをまとめるのが代表でしょうにねえ。

まあ、いろんな意味で突出した政治家ですから、小泉さん同様、見ていて飽きないですが。
”安倍劇場”や”福田劇場”よりは、よっぽど面白い???