来月から年末にかけて修習を終える司法修習生約2500人のうち、現時点で少なくとも100人以上の就職先が決まっていないとみられることが、日本弁護士連合会の調査で分かったそうです。
弁護士と言えば、言わずと知れた最難関の国家資格です。

大学を卒業してから何年も受験に専念してやっと合格出来る資格なのに、”就職難”とは驚かされます。
モチロン”就職難”と言っても、かつての就職氷河期の学生さん達のような悲壮感とはニュアンスが違うと思いますが・・・。

弁護士の場合は、試験制度の改革もあって、今後の10年で人数が倍増する事が予定されています。
当初から予想はされていた事ですが、あまりに急激に合格者数が増えるので、今回のように”弁護士が就職難”というような不思議な話題が出てくるんでしょう。

我々税理士業界も、既に全国の登録者数は7万人を超えています。
登録者数が2万3千人程の弁護士業界ですらこのような話が出てくる時代、改めてお客さんに選んで頂く為の研鑽を積まないといけないと感じますね。