先日、ある銀行(信用金庫だったかな?)で、”振込みの出来ない”キャッシュカードを作ったという記事を読みました。
”振込みができない”とは、ATMで現金の入出金しか出来ないカードを作ったと言う訳です。
これは、いわゆる”振込め詐欺”を防止する苦肉の策です。
何年も前から、メディアを通じて振込め詐欺の事件は報道されております。
銀行のキャッシュコーナーでも、最近は必ずと言っていいほど”振込め詐欺ではないですか?”という注意喚起の掲示があります。
ATMによっては画面で、”振込め詐欺じゃないですね?”と念を押してくれるほどの親切っぷりです。
でも!!!
ナゼか未だに、振込め詐欺の話は後を絶ちません。
これだけ世間で周知されていても、やっぱり無くならないんですねえ。
日本人は善良で、他人を信用しやすい国民性なんでしょうか・・・。
まあ騙すほうもいろいろ”工夫”しているようで、手口は年々巧妙になっているようです。
最近では、税務署の職員のフリをして、”税金の還付金があります”と言葉巧みに騙して振込ますという”裏ワザ”まで編み出しております。
そこで登場したのが、この振込不可能キャッシュカード。
これなら騙されても、銀行の窓口でしか振込めませんから一定の効果があるでしょう。
善良な田舎のお年寄りの御両親にお奨めのカードかもしれませんね。