昨日、ヤフーニュースで”江原氏が霊視した人物が生きていた ”という記事がありました。
その記事によると江原氏は、オーラの泉というテレビ番組で、宝塚出身の女優・檀れい(36)の亡くなった父親をいつも通り霊視して、”お父さんは宝塚音楽学校の受験を理解し、見守っていた”と語ったそうです。

ところが・・・。
この”亡くなった父”とは壇れいの母親が再婚した男性であり、檀が宝塚を受験した時代にはまだ会っていないとのこと。

つまり”亡くなった父”の方は、宝塚音楽学校の受験の話なんて全く関係ない時期に再婚した人で”見守る”なんてありえない訳です。
一方、実際に学生時代に共に暮らしていた”実父”は現在も生きており、町役場で課長を務めているとか。

いや~、生きてる人を霊視して”あなたを見守っていたんだよ~”はマズイですねえ。
不思議なのは、生放送でもないのに、こういう”矛盾した霊視話”をそのまま放送しちゃったテレビ局です。

たんにリサーチ不足で気付かなかっただけならいいんですが、わざと江原氏のインチキを暴露して、次回の視聴率へつなごうとしてたりして・・・。
まったく興味の無かった私も、一度この番組を見てみようかな、なんて思いましたし、このインチキ暴露自体がテレビ局の”やらせ”だとしたら恐ろしいですねえ。

当事者の壇れいさんも、おかしいと気付いたハズなのに何も言わなかったようですから、こちらの女優魂はさらに恐ろしい・・・。
まあ、あくまでもバラエティ番組ですから、面白ければなんでもOKなんですが。

中には番組を見て本気で”江原さん信者”になって本を買ったり講演を聞きに行ってる人もいるでしょう。
影響力の大きなテレビメディアとしては、たとえバラエティ番組でも、”この番組は娯楽番組です”ときちんと表明して欲しいですね。