総務省が1日発表した住民基本台帳に基づく人口調査によると、2015年1月1日現在の日本人の総人口は、前年同期より27万1058人少ない1億2616万3576人となりました。
出生者数は100万3554人だったのに対し、死亡者数は127万311人で、死亡者数が出生者数を上回る自然減は26万6757人で過去最多だそうです。

少子化や人口減少が叫ばれて久しいですが、出生者数はそろそろ100万人を割ってきそうです。
100万人を割りそうだ!と言われてもイメージ湧きませんが、第二次ベビーブーム(1971年~1974年)の頃の出生者数は年に200万人超でした。

我々の時代に比べると同級生が半分しかいない!と言われると、これは凄い数字だなあと思わされます。
(私は1970年生まれですが)
ちなみに、いわゆる団塊の世代(1947年~1949年)の出生者数は年に260万人もいます。

少子化と言われつつも、第二次ベビーブーム世代の女性が出産時期であったここ10年ほどは、まだましだったかもしれません。
これからの出生者数は、さらに一気に減ってくるように思います。

一学年200万人以上の高齢者を、一学年100万人に満たない若者が支える社会です。
人口減少はずっと前から言われ続けている問題ではありますが、国の借金1000兆円超えよりも、もっと深刻な話のように思います。