実家のインターホンが突然故障してしまいました。
阪神大震災で建て直してもう10年くらいたつんで、耐用年数からいっても仕方のないことでしょう。

さて、インターホンが故障した場合には、どこに言えばいいのか悩みます。
その家を建て直して頂いた業者さんに連絡がとれれば良かったんですが、既に廃業してしまったようで音信不通だったのです。

そこでちょっとネットで調べてみると、今時はインターホンって普通に電気屋さんで売ってるもんなんですね。
こりゃ近所の電気屋さんに相談しようと、いつも行ってる家電量販店のサポートサービス部(?)に電話してみました。

ところが・・・。
インターホンの場合、修理等はメーカー対応なんでそちらに言って欲しいと・・・。

修理じゃなく新品に取替えるなら直接行けるが、修繕だけでは行けないとかなんとか・・・。
いやいや。

故障した段階では、修理できるか新品交換すべきかシロウトに分からないから電話してる訳で。
修理と言っても当然修理代は払いますし、とりあえず業者さんを紹介してくれるだけでも十分なのに。

まあ、インターホンをその電気店で直接購入したわけでは無いので仕方がないのかもしれませんが。
上場してる大型家電量販店にしては、あまりに愛想無しな対応にがっかりでした。

ところが・・・。
そのインターホンのメーカーであるナショナルのお客様サポートに電話してみると。

最初の一言から、”ご不便をおかけして大変申し訳ございません”と極めて丁寧かつ低姿勢。
さらに、”業者の手配は明日になってしまうが宜しいでしょうか”と実に親身。

もう10年もたってるインターホンなのに、です。
さすが日本を代表するメーカーのサポート部だけあって、社員教育が行き届いている感じです。

当然マニュアルにのっとっての対応でしょうが、それ以上に気持ちが伝わります。
製品の故障というマイナスを、メーカーへの信頼感というプラスに変えてくれるだけの力がありました。
(別に私はナショナルパナソニックの回し者ではございません。)