ワールドカップで日本代表が決勝トーナメント進出を決めました。
今回のチームは下馬評がかなり低かっただけに、非常に嬉しいビッグサプライズです。

しかしながら、昨日の試合の終盤に関してだけは、“う~~~ん・・・。”っていう気分になった人も多かったかもしれません。
(会場のブーイングも凄かったようですし。)

あの試合に限らず、予選リーグの終盤になるとあのような“時間つぶし作戦”はありがちです。
またサッカーに限らず、試合時間の決まっているスポーツの場合、勝っているチームは終盤で時間を上手につぶすのは作戦として当たり前でしょう。

ただ昨日は、セネガルより有利な状況が、勝ち点や得失点差といった“正々堂々とした基準”ではなく、イエローカードの枚数が少ないというなんとも微妙な基準(フェアプレーポイント)で有利だったことが、“う~~~ん。”って気になります。
また現に試合には負けている上に、時間をつぶしている間にセネガルが点数を入れると一転してアウト、という極めて後ろ向きな時間つぶしだった事も微妙な気分を増幅させます。

フェアプレーを評価されたチームが、最後にフェアじゃない微妙な駆け引きで決勝進出というのが実に矛盾してると言いますか・・・。
でも実は、予選リーグ終了後、ファールの数が一番少ない国は、なんと日本だったそうです(28回)!!!

2番目に少ない国が、ブラジル、スペイン、ドイツの強豪3カ国(29回)と聞くと、おう!これは結構凄い事かも!、と個人的には思いました。
ちなみにワースト3は、韓国(63回)、モロッコ(62回)、クロアチア(53回)です。

弱いチームはファールしてでも止めないと勝負にならないと考えがちですが、世界の強豪3カ国を日本が上回っていたのは純粋に素晴らしいと思います。
“微妙な基準”と感じた“フェアプレーポイント”ですが、実は棚ボタの微妙なポイントではなく、今回のチームが頑張って勝ち得た立派なポイントやん!、と・・・思う事にします・・・。

ま、何はともあれ決勝トーナメント、次のベルギー戦も応援しましょう!
あ、月曜の夜中の3時キックオフか・・・、皆さん頑張りましょうね・・・。