以前にも書いたことがありますが、大阪では8月上旬頃が統計的に一番暑くなります。
その気象統計を管理する気象庁がいう“平年値”というのは、過去30年の平均値で、10年に一度更新されています。

西暦の1の位の数字が1のタイミングで更新されますので、実はこの2021年5月から新しい平年値(1991年~2020年の平均)が使われております。
温暖化もあって、気温の新しい平年値は昨年までの平年値(1981年~20210年)より0.1度~0.5度くらい高くなっているそうです。

大阪市の毎日の最高気温の平年値を見ますと、冬からじりじり上昇し続けて8/4で34.1度になり、その後8/10までの一週間毎日同じ34.1度で、その後はじりじりと涼しくなります。
つまり一年で一番暑い日は8/4~8/10と7日間あるのですが、山のピークとしては真ん中の8/7というところでしょうか。

最高気温が34.1度と聞くと、最近の感覚からすると少し低い気がするのですが、雨の日や台風で気温の低い年も結構ありますので、30年の平均値でいうとその位になるんでしょうね。
ちなみに今年は8/5の38.9度が今のところ最高気温ですが、明日以降はどこまで暑くなることやら・・・。

統計的にはあと少しで暑さのピークは越えますので、皆様もうひと踏ん張りでございます。