台風19号で亡くなった方は、現在判明しているだけで79名。
行方不明の方や被害すら把握できていない方の人数を考えると、大変な被害です。
地震に比べると台風は近づいてくるのが分かるのでマシかと思っていましたが、河川の氾濫も“いつどこで起こるか分からない”という意味では大差ないかもしれません。
日本は山と川に囲まれた地形ですので、どこに住んでいても大雨の時は備えが必要ですね。
今回は台風の接近前から各種報道で大きく取り上げられておりましたので、心の準備も含め、皆様それなりの備えをされていたでしょう。
特に台風が直撃すると想定されていた関東エリアでは、準備と覚悟がある程度出来ていたように思います。
しかしながら、実際に河川が氾濫したのは、中部地方の長野県から東北地方の宮城県といった遠く離れた地方でした。
台風の現在地のテレビ映像を見ながら“関東地方の河川は大丈夫かなあ”と思っていたら、“長野県の千曲川が氾濫!”との一報があり、“え?なんで長野県???”と・・・。
実際の雨雲のレーダーの解析等を見ると、台風の中心部の通過エリアよりむしろその北側や西側の山岳部で大雨になっていたようで、大きな台風の時は中心から遠く離れていても危ないという事を改めて感じます。
この週末また雨が降るそうですが、これ以上の被害が出ないことを祈るのみです。