とうとう日本国内でも、新型コロナ感染で亡くなられた方がでてしまいました。
日を追うごとに感染者数が倍増しており、日本国内でも既に相当広がっているように思います。

そんな中、最近ニュースでよく目にするのが、“アメリカでは、毎年インフルエンザで1万人以上の人が亡くなっている”という話。
2018年シーズンに至っては6万人以上亡くなっているそうで、これだけ聞くと、コロナウイルスで1300人亡くなって大騒ぎしている事に違和感すら感じてしまいます。

では日本ではどうなのか、と調べてみたのですが、厚労省のサイトで、年間でインフルエンザによる死亡者数214人(2001年)〜1818人(2005年)という数字がありました。
日本でも年に1800人以上の方がインフルエンザで亡くなっていたなんて、全く知りませんでした。

しかし!、

さらに厚労省のサイトを読むと、間接的にインフルエンザの流行で亡くなった人の数も含めた医学的な推計値(超過死亡概念とか言うらしい)では、年間に世界中で25万〜50万人の人がインフルエンザで亡くなっており、日本でも1万人くらいが亡くなっているそうです。
この“推計値”をどう捉えるかは悩ましいですが、少なくとも、毎年インフルエンザで相当な人数の方が日本でも亡くなられているのは間違いないようです。

だからと言って、“コロナウイルスで何人か亡くなった位で大騒ぎするな”、とは思いませんけど、過剰な不安感でパニックにならないよう、用心しつつも冷静な対応は必要だなと感じます。