確定申告もたけなわのこの時期、気になる迷惑メールが届きました。

“配信不能:This account has been hacked! Change your password right now!”、という感じです。このアカウントはハッキングされたんで、パスワードを変えましょう!、というニュアンスでしょうか。

そもそも全文英語のメールで、タイトルにびっくりマーク(!)まであるので、怪しさは満開です。まあ単純な迷惑メールかなと思ったのですが、先頭に“配信不能”と日本語の記載があり、グーグルが受信を拒否したとか本文中に英語で説明があり、ん???、ちょっとイヤな感じ・・・。

一応タイトルでネット検索すると、やっぱり迷惑メールっぽいのですが、文中に私が使っている異なる2つのメールアドレスが登場しているのが気になります。この2つのアドレスが同一人物のものであることが偶然分かるわけないので、本当にパソコンがハッキングされたのか???、と一瞬心配になりました。

で、苦手な英語をなんとか理解して読んでいくと、この2つのアドレスは転送の設定をしている関係に有り(Aに届いたらBへ自動転送)、1つ目のアドレスAに届いた迷惑メールを自動でB転送したところ、転送先Bのグーグルさんが受信を拒否したので、“配信不能”という記載とともにAに戻ってきて、その結果、Aの受信トレイに、“配信不能”という名前で、文中に2つのアドレスの記載のあるメールが存在してしまったようです。

説明が下手で分かりにくいと思いますが、迷惑メールそのものではなく、迷惑メールを自動転送した先からの“配信不能メール”を目にしてびびったという訳です。ややこしい・・・。

パソコンへ届くメールをスマホへ自動転送しているような方は、こういった一瞬ホンモノっぽい迷惑メールの痕跡が残るので要注意ですね。