今年に入ってから日米の金利差等によりグイグイ円安が進み、10月20日には32年ぶりに1ドル150円台に突入しました。
ただでさえ世界中インフレの嵐なのに、円安のおかげで輸入品は値上がりする一方で、買い物に行っても生活必需品の値上げラッシュで参っておりました。
ところが!
150円を突破した辺りから、アメリカ本国でも、もうそろそろ利上げも打ち止めかも・・・、という希望的観測が出てきたのか、ドル高円安モードがついに陰りを見せ始めたようです。
特に、昨日アメリカで発表されたCPI(消費者物価指数)が予想を下回ったことで一気にドルが売られ、一日で6円程も円高に振れています。
つい3週間前に150円突破!エライこっちゃ~、と言っていたのに、今現在は139円で、たった3週間で10円以上も為替が円安に動いています。
声の大きい(?)トヨタなどの輸出製造業は円安でウハウハのようですが、庶民の日常生活にとって円安はマイナスでしかない気がしますので、このまま円安が落ち着いて1ドル100円位に早く戻って欲しいものです。