今年も国税庁から民間給与実態統計調査の結果が公表されました。
このブログでも毎年取り上げておりますが、わが国の令和元年の給料の平均年収は436万円(前年-5万円)と7年ぶりに減少しました。

この“平均給与”の数字は、公務員を除く民間事業所で1年続けて働いている人(アルバイトやパートの非正規、役員も含む)が対象で、賞与を含んだいわゆる平均年収です。
“1年を通じて働いた人”は5255万人で、給与所得者全体の数は5990万人らしいので、“1年通じて働き続けた人”は全体の9割以下という事になりますね。

もう少し細かい数字は以下のようになっております。

男性平均給与540万円(前年-5万円)
・うち正規561万円
・うち非正規226万円

女性平均給与296万円(前年+3万円)
・うち正規389万円
・うち非正規152万円

給料もらってる人の平均年齢は以下。
男性46.7歳・・・平均勤続年数13.9年
女性46.7歳・・・平均勤続年数10.3年

何となく女性の方が平均年齢低いイメージでしたが、男女の年齢は全く同じ。
勤続年数の差以上に男性の方が給料高いのは、やはりまだまだ男性優遇のサラリーマン社会だからなのでしょうか・・・。

7年ぶりに減少と言うと、やはりコロナのせい?と思いますが、令和元年の数値ですので、令和元年ですでに景気は下降気味だったという証かもしれませんね。
詳しく見たい方は、こちらの国税庁のサイトをご覧ください。