10月から全国の最低賃金が平均で28円引き上げられました。
大阪は992円になり、いよいよ関西でも時給1000円が“義務化”されるレベルになってきましたね。

一方、私の住む西宮市は、大阪のすぐ近くですが兵庫県なので928円です。
土日祝日が休みの8時間労働ですと月平均労働時間はだいたい160時間程度になりますので、大阪だと月給158,720円に対し兵庫だと148,480円です。

その差額は10,240円、月給で1万円以上大阪が高いんですね。
このあたりは阪神間(大阪と神戸の間)と呼ばれており、普通に生活していてしょっちゅう大阪に出ますので、いつもこの差には違和感あります。

まあ兵庫県は広いし、日本海側や山間部もあるんで低めの設定は仕方ないんでしょうけど、高校も大学も大阪に通っていた私からすると“バイトするなら絶対大阪や!”って感じです。
ちなみに、東京や神奈川は2年前に1000円を超えており、東京は今回1,041円で、ざっくり月給166,560円程です。

高卒初任給の平均(令和元年厚労省)が16万7千円である事を考えると、若いうちはフリーターで生きていても正社員と変わらない賃金になってきたと言えるかもしれませんね。