昨日神戸の百貨店で買い物をしていると、店員さんに”今月は年末調整で給料も増えますしね!”と言われました。
そう、確かにサラリーマンの方々の多くは、年末調整のおかげで給料に還付金が加算されます。

場合によっては、還付金が多額になり本来の月給よりも支給額が多くなるような人もいます。
そのような方々は、給与明細をみてなんだか物凄く得をした気分になるのではないでしょうか。

実際は納めすぎた税金が返ってきてるだけなんですが、不思議なもんです。
心理的なものなんでしょうが、”コソッと”毎月給料から天引きされてると、税金を払ってるという”痛み”は比較的感じにくいです。

逆に、年末調整という名のもとに、大々的に”還付金”などと銘打って12月の給料に加算されてると、会社からのクリスマスプレゼントや~などと錯覚します。
ホント、”源泉徴収”と”年末調整”という仕組みを発明した人は賢いですねえ。

本来税金の多くは、所得等が確定してからの後払いがほとんどです。
なのにサラリーマンだけは”前もって多めに払っとけ!”と国に言われてるんですよね。

まあ、税理士や弁護士の報酬等も源泉徴収されますので、”サラリーマンだけ”が前払いではないんですが・・・。