今日から新学期。
学生さん達が通勤電車に戻ってくると、季節の変わり目を実感しますね。

ま、現在の私は徒歩通勤なんですが。
そんな中、会計ソフト業界では大手の弥生株式会社が、ライブドアホールディングスから分離独立する事が発表されました。

分離独立と言うと格好良く聞こえますが、実際のところは、外資系のファンドに売り飛ばされた感じがします。
ホリエモン騒動以来イメージダウンも甚だしいライブドアですし、起業価値の高い弥生株式会社を高く売って、なんとか延命を図っているのかもしれません。

ちなみに、売却価格は710億円。
弥生株式会社の昨期の年商は、87億円ですから年商の8倍以上で売れた訳です。

ライブドアが買った時の値段がいくらか分かりませんが、いくら儲けたんだろうと妄想してしまいます。
弥生会計と言えば、中小企業における会計ソフトとしては大きなシェアを占めていると言われています。

しかしながら創業以来、何度も買収の経験がある会社でもあります。
買収されると言う事は、それだけ企業としては魅力があって、市場からも評価されているということでしょう。

ただ一般のユーザーとしては、その度に、今後の製品やサービスがどうなるのか不安になりますよね。
出来る事なら、長期で安定的な株主に保有して貰って、ユーザーが安心して使えるようなソフト会社であって欲しいものです。

あと、もう一つ注文!
弥生株式会社の昨期の売上が87億円で、経常利益が37億円って。

経常利益率が4割を超えてるなんて、いくら利益率の高いソフト会社でも儲けすぎ!!!
もう少しソフトの値段を安くして欲しいです!