ついに日経平均株価が15,000円を割ってしまいました。
去年の年末時点では19,000円余りでしたので、1ヵ月半で2割以上下落した事になります。
年初のブログで、大発会から5営業日連続の下落は戦後初という話題を取り上げました。
“戦後初”というフレーズは、ちょっとイヤな雰囲気だなあと思っておりましたが、その雰囲気は2月に入っても変わりません。
この下降線を打破しようと、日銀がマイナス金利の導入に踏み切りましたが、この黒田バズーカ第3弾も、数日で効果が消えてしまうくらい、世界経済全体が下降線のように思います。
そこで気になるのは、来年4月から引き上げられる予定の消費税です。
安倍首相は、リーマンショックのような世界的な経済危機が無い限り引き上げる!、と明言しておりますが、日経平均の下がりっぷりを見ると、ちょっと微妙になってきたように思います。
現状ではそこまでの経済危機ではないかもしれませんが、この調子で株価が下がり続け、為替も円高に振れだすと、またしても引き上げの先延ばしになりそうです。
気の早いメディアでは、安倍首相がまた“消費税上げませんよ~解散”を夏の参議院選挙に合わせてするのでは、と言い出しています。
興味の無い方にとっては、日経平均株価なんて天気予報以下の話題ですが、今は消費税引き上げに直結するといっても過言ではないので、当分目が離せません。