皆様ご承知の通り、今年の確定申告期限は4月15日です。
昨年に引き続き2年連続なのですが、もう来年以降も確定申告期限は4月15日固定でいいんじゃないの?、と個人的に思っています。

そもそも、会社も学校も役所もみんな忙しい3月末直前を確定申告の期限にしている事は、税理士になる前から不思議で仕方無かったんです。
(昔から1月~3月はあっという間に過ぎるって言いますし。)
2年連続で4月15日に変更しても特段の不都合が無い事が証明されそうなので、もう今後も4月15日にしませんかね。

4月であれば、所得税の計算期間の末日である12月31日から時間的な余裕が有ります。
例えば商売上、12月までの必要経費等の金額が2月後半や3月に入ってからでないと正式に確定しないような場合もあり、3月15日期限だと結構タイトです。

医療費控除の資料である“医療費のお知らせ”なんかも、かなり12月に近いところまで作成してくれそうです。
(今は9月くらいまでしか作成してくれません)
年が明けてから郵送される前年中の各種支払証明や還付金等々も、4月に1ヶ月延びれば、“年間見込み金額”だったものが“年間実績の金額”に確定出来るケースも有り、確定申告の修正等が減ります。

もう1ヶ月延ばせば、この辺りのスケジュールに良い意味で余裕が出来て、国民全員にプラスだと思うんですよね。

いや、最初は1ヵ月延びても、どうせバタバタするタイミングが1ヶ月ずれるだけやん、と思ったんですけど。
12月末からの時間的余裕が有るというのは、国民全員にとってもハッピーで合理的なタイミングのよう気がしている今日この頃です。