一般の方が税務署へ足を運ばれる事は、めったにないでしょう。
何らかの必要があって初めて訪れる際は、“恐る恐る”所轄の税務署のドアを開けるのかもしれません。

そして従来は、恐る恐る開いたドアの向こうでどこの部署へ行ったらいいのか分からずタライ回しになってしまう事が結構あったかと思います。
そういった納税者の不満や不安を解消すべく、昨年辺りから全国の各税務署で施設の大規模な改装工事を伴う行政サービスの向上が図られています。

目指しているのは、“受付窓口でのワンストップサービス”、と言う事で、税務署の署内に入ってすぐの案内所で要件を告げれば、速やかに担当者や担当部署と接触出来るようになっているようです。
西宮税務署でも、昨年来の大規模工事で入り口周辺やエレベーターが整備され、随分すっきりしたように思います。

税理士として実際に訪れてみると、まだまだ改善の余地はあるように思いますが、少なくとも国民サービスの向上の為に努力している姿勢は伺えます。
民主党政権になって、この辺りの姿勢がさらに顕著になってくると良いですね。