今日の朝日新聞デジタルに載っておりましたが、日本の“富裕層”と呼ばれる純金融資産1億円以上の世帯が、100万世帯を超えたそうです。
不動産を除いた純金融資産(預貯金や株式等)だけで1億円超えてる世帯が、ざっくり50軒に1軒も有るって、凄いですねえ。

これはあくまで野村総研の“推計”によるものですが、2年前の推計では80万世帯くらいだったので、アベノミクスによる株高の影響で、一気に100万世帯の大台を突破したということでしょう。
選挙も近付いてアベノミクスの評価はさまざまですが、少なくともお金持ちの方々が喜んでおられる事は間違いないですね。

一方で、金融資産がゼロの世帯が3割もいるそうで、資本主義の宿命とは言え、大きな格差です。
ここで、ふと、我が身を振り返って、1億円も貯金はないけど、多少の貯金はあるから、ゼロって訳じゃないな・・・、と思ったアナタ!(いや、私???)

野村総研のリリースを読むと、純金融資産とは、“保有資産の合計から負債を差引いた値”と書いてあります。
ってことは・・・、
多少の貯金(金融資産)があっても、住宅ローン(金融負債)を差引いたらマイナスの場合って・・・、
は~~~い、純金融資産ゼロでーーす!

ま、このあたりの言葉の定義や推計の仕方ははっきりと分からないので、深くは考えない事にします(悲しくなるので)。
少なくとも、自宅などの不動産を除いた純粋な金融資産だけでも1億円以上持っている家庭がこんなに沢山あるって、なんだかんだ言っても、あるとこにはあるんですねえ。