無事にG7も終わりました。
今や単なるセレモニーかもしれませんが、これだけの国家主席クラスが一堂に会する訳ですから、テロ事件や大きなトラブルもなく終わると、主催国としては一安心です。
で、G7が終わったら、“消費税の増税延期”、そして“衆参同日選挙”、を発表するに違いない!
、と思っておりましたが・・・、
増税延期の発表は参議院選挙の直前に、衆議院の解散は秋以降に、それぞれずれ込みそうです。
前回の増税延期の際の理屈で言いますと、消費税の延期と衆議院の解散はセットでしたが、今回は参議院選挙が有りますので、参議院選挙で“国民の信を問う”という屁理屈でお茶を濁すようです。
前回の時みたいに、“解散総選挙すれば議席増加間違いなし!”、という世論の雰囲気ではないだけに、まあ総理大臣の選択としては、仕方ないんでしょうね。
ただ、消費税の増税延期だけでも早く決断して頂きたい、というのが国民の意見ではないでしょうか。
特に商売をしている人々にとっては、期限が近付くにつれいろいろな部分で準備作業が大変なだけに、こんな宙ぶらりんな状態は早く解消したい思いで一杯でしょう。
いや、決断はもうとっくにしているハズなんで、もうさっさと発表しちゃいなよ~!ってとこですかね。
サミットの中で、“世界経済はリーマンショックの直前に似ている!”と安倍総理一人だけ(?)騒いでいたのは、どう考えても消費税の為の“ネタ振り”ですもんね。
延期のついでに、やっぱ複数税率は面倒だから廃止します!、とか言ってくれたら、安倍さん大好きになるんだけどなあ・・・。