昨日、西宮市の市民会館アミティホールで行われた、阪神大震災復興祈念コンサートへ妻と行って参りました。
私は初めてだったのですが、阪神大震災以来続いているコンサートだそうで、皆さんのカンパのみで運営しているため、基本的に無料でクラッシックの生の音が聞けます。
(出来れば一人当たり千円ほどカンパして頂きたいとのこと)

昨日は、谷本華子さんのバイオリンと、そのお姉さんである谷本美帆さんのピアノによる姉妹演奏で、息もぴったり。
クラッシックのコンサートと言うと敷居の高い印象がありますが、谷本華子さんのくだけたトークのおかげで結構笑えました。

お客さんも、地元の方々が気軽に来られている感じで、全体的にアットホームな雰囲気で良かったですね。
ただ驚いたのは、コンサートが終わるやいなや、谷本さん自身が客席の真ん中を通って小走りでロビーに出て行き、その場で帰っていくお客さんに挨拶をしていたこと。

ドレス着たバイオリンの演奏者が、いきなり観客席の真ん中を走って出て行くなんて普通ありえないですよねえ。
かなり男前な谷本華子さんのファンになってしまいました。

谷本さんは地元の県立西宮高校出身だそうで、地元びいきの私としては応援したいですね。
さて、こう書いてくると、何やらワタクシも音楽の素養があるかのようでございますが・・・。

はっきり言って、クラッシックの”ク”の字も存じ上げておりませぬ・・・。
それどころか、音楽という教科ではかなり悲惨な成績を叩き出しておりました。

でも、そんなド素人でも、身近で綺麗なバイオリンの生の音色を聞くと癒されます。
ついでに、”私ってちょっとブルジョワ?”という大いなる勘違いで幸せな気分になれます。

西宮周辺にお住まいで、そんな”幸せな気分”を気軽に味わいたい方は、一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。
(最近はカンパの集まりも厳しいそうですので、千円札1枚は握り締めて行ってください。)