昨日、麻生首相が追加の経済対策を発表しました。
我々一般庶民にとって特に関係がありそうなのは次の3点くらいでしょうか。

1、定額給付金(定額減税?)
総額で2兆円あまりを全世帯に給付。4人家族で6万5千円程度になる見込み。
2、高速道路割引
土日祝日の高速道路を、距離に関係なく1000円で走り放題。
3、住宅ローン控除の拡充
現在は最大で160万円の住宅ローン控除を、最高600万円まで拡充。

いや~、大盤振る舞いですねえ。
何もしていないのに、国が6万円もくれるんですよ!

東京大阪間で通常1万円以上かかる高速代が、休日限定とはいえ1000円!!!
住宅ローン組めば、税金めちゃめちゃ安くなるかも!?

いや~、思いっきり”ばら撒いて”ます。
従来の公共事業のように、無駄な道路作って土建業者だけが喜ぶのではなく、多くの一般国民に”直接ばら撒く”感じはまだ良いかもしれません。

でもこんなに、ばら撒いちゃって大丈夫なのかな?ってみんな思いますよねえ。
赤字国債を使わず、いわゆる”埋蔵金”を使うらしいですが、何度テレビ等で説明されても”埋蔵金って何やねん?”って疑問はすっきりしません。

私の理解では、
通常の国家財政とは別勘定の、単なる帳簿上の”ストック”で。
もともと何らかの形で国民が拠出し、将来の特定の目的の為においてあるもの、であって。

どうやら”無駄に溜め込み過ぎてる”部分もあるものの。
これを使うと、結局最終的には国民にいろいろな形でツケが回ってくる?って感じなんですが・・・。

”赤字国債は出さない”けど、”3年後の消費税の引き上げをお願いしたい”と麻生さんが明言したのはその辺を考慮しての事かもしれません。
将来の事を考えると、どうせ後から消費税思いっきり上がって大変なんだろうなあと思ったりもします。

とは言うものの、あんまり難しい事をごちゃごちゃ考えていては気分が滅入るだけですね。
年末までに給付金貰えるんなら何買おうかな~、などと脳天気に妄想するほうが人生は幸せです。

とりあえず我が家では、給付金を通常の生活費に回すのではなく、”国家の景気回復の為に敢えて”、壊れかけのブラウン管テレビをそろそろ買換えようかな・・・。