今日の昼、菅総理が今月予定されている自民党総裁選に出馬しない事を発表しました。
今すぐ総理大臣を辞める訳ではないですが、事実上の辞任宣言ですね。

昨日のニュース等では、二階幹事長に総裁選出馬を伝えたとか言われてましたので、本当に驚きました。
ただ岸田さんの総裁選出馬宣言以来、得意だったはずの裏からの根回しが上手くいっていないという報道もありましたので、事情通の方の間では不出馬予想もあったとか。

特に、菅総理地元の横浜市長選挙で負けたことで、衆議院選挙が間近に迫っている方々にとっては“菅総理のままではヤバイ!”と思わせるに十分だったのかもしれません。
政界は一寸先が闇とよく言われますが、8月前半までは総理辞任なんて想像もしていなかっただけに、びっくり仰天です。

一年ほどで終わってしまった菅総理ですが、まあ、総理大臣に成ったタイミング自体が非常に厳しかったですね。
東日本大震災の時の“菅直人”総理と似ていますが、誰も経験した事の無いコロナという“災害”のもとでの政権運営でしたので、ある意味誰がやっても批判はされたでしょう。

ま、お爺ちゃん、お疲れさまでした、というところでしょうか。
さて、では誰が次の総理になるでしょう?

既に立候補を決めていた岸田さんは勿論、河野さん、石破さん、諦めていた下村さん、野田聖子さんまで、今日の昼過ぎからゾロゾロと名前が出てきました。
まあ誰が総理大臣になっても大して変わらないのが日本の凄いところなんで、気楽に野次馬気分で政界の権力闘争を眺めてみたい週末です。

週末の2日間くらいで総理大臣が事実上決まってしまうのも、この国の凄いところかもしれませんしね。
月曜の朝刊では既に結論出てたりして・・・。