毎年この時期に書いておりますが、大阪が一番暑くなるのは8月の7日頃です。
気象庁のデータで日中最高気温の30年平均をみると、8月の4～10日の7日間が34.1度で最も高温です。
日中平均気温も8月の2～12日の11日間が29.4度と高温で、2つの指標とも、ちょうど真ん中の日である8月7日頃がピークと言えるでしょう。
昔から大阪は天神祭りの頃が一番暑いと言われますが、この時期に関西で何があるかと言いますと、天神祭りではなく夏の高校野球です。
今年の開幕式は8月6日日曜日ですので、関西で一番暑いのは“高校野球が始まる頃”と覚えておきましょう。
そう考えますと、この時期に炎天下で野球をするという事が、もう気象的条件的に無理があるように感じます。
甲子園球場は西宮市の誇りですし歴史と伝統は守っていきたいですが、夏の高校野球は涼しい大阪ドームでやったほうが皆幸せなのではないでしょうか。
今年は特に暑いので、出場する高校生の皆様、応援に来られる方々、くれぐれも熱中症には気をつけてください。
