さて、忘年会にクリスマスとお酒をたくさん飲む季節です。
今年の5月から酒税の税率が変更されましたが、いったいどのくらい税金がかかっているかご存知でしょうか?
一般的に馴染みの税金は、所得や価格に一定の税率をかける場合が多いです。
消費税なら5%、所得税は5%~40%(平成19年より)というような形になっています。
ところが酒税は量によって税額が決まっています。
1キロリットル当たり何円という形で決まっていているんですよね。
%でないため分かりやすいような、実感が沸きにくいような。
おまけに、お酒の種類やアルコール度数、麦芽の比率によっても細かく区分されており複雑です。
概算ですが、350mlになおして例をあげると、
ビール 77円
発泡酒 47~62円
いわゆる第3のビール 28円
清酒 42円
ワイン 28円
これでもイマイチ分かりにくいですが、とにかく普通のビールがやたら税金が高いのは実感できますね。
売ってる値段にもよりますが、350ml缶ビール1本で35%程度税金がかかってる感じでしょうか。
これだけ見ると、どうせ酔うならワインやな、なんて思ったりしますが。
そもそもの値段がワインの方が高いんで、出費を考えるとどっちが得なんだか・・・。
とりあえず第3のビールが上手く節税してる事は分かりますね。
ま、お酒好きな人は、そんな細かい税金の事考えずに機嫌良く酔うんでしょうね~。