消費税が10%になりました。
“市民生活も混乱して大変です!”と煽るメディアも多いですが、消費者である大多数の国民的には“あ~、食料品の8%と10%はややこしいねえ。”くらいの話でしょう。

日常の買物ではレジで言われた金額を支払うのみですから、“消費者”がそれほど混乱するような話ではないです。
その一方で、実際に消費税を処理して納税する“事業者”は本当に混乱して大変かもしれません。

回転寿司大手のスシローでさえシステム障害のせいで消費税を全くとらずに精算していたと聞くと、小さな商店はきちんと対応出来ているのかどうか心配になります。
今日も、お客様に会計ソフトの消費税入力に関して説明させて頂きましたが、“マジで面倒臭い!誰がこんな事決めたんや!”と軽くキレておられました。

コンビニで接客用のお茶108円と事務用のボールペン110円を一緒に買ったら、いちいち8%と10%に分けて消費税率を入力しないといけないなんて・・・、
まあ事業者にとってはひたすら面倒臭いだけの話です。

“諸外国ではやっている!”と言うものの、“導入している諸外国は実は後悔している・・・。”という噂もあった訳で、いやいや難しいですね。
前にもブログで書きましたが、低所得者への配慮という面で言えば、他にやりようが無かったのかなあと思わずにいられません。