このブログで何度も書いておりますが、コロナ関連の給付金の不正受給が後を絶ちません。
今日のニュースでは、経済産業省のキャリア官僚二人が給付金を不正受給して逮捕されたそうで、もう驚くしか無いですね。
不正受給したのは“家賃支援給付金”で、家賃の6か月分に対応する一定の金額をもらえる給付金です。(最高で600万円)
この二人は、自宅や実家などを実体のないペーパーカンパニーの事務所だと偽って“家賃支援給付金”を550万円も不正受給したそうです。
給付金額の算式が少しややこしいのですが、550万円貰おうと思ったら家賃を月額200万円ほど支払う必要があります。
自宅や実家に毎月家賃200万円払った事にして給付金申請したなんて・・・、バレないと思ったんだろうか・・・。
そもそも副業禁止の国家公務員が、ペーパーカンパニー作って不正受給なんてリスク高すぎるし・・・。
いやしかし!、よくよく考えてみると、彼らは制度を作っている“中の人”です。
(経済産業省は、コロナ給付金を仕切っている胴元ともいえる省庁。)
って事は、こんなバレバレな書類でもサクッと通って給付金が貰えるくらいザルな審査だと知ってた!、という理解のほうが正しいかもしれません。
現に550万円まんまと貰えちゃった訳ですし。
元々頭のいい官僚のはずですから、こんなバレバレの詐欺でも簡単に給付を受けられて、しかも後は一切お咎め無しって知ってたんでしょうね。
ただ二人にとっては残念な事(!)に、給付した後は一切お咎め無しの予定だった(?)のが、不正受給が多すぎて(??)、さすがに警察等もイヤイヤ調べだした(???)のかもしれません。
しかも二人ともまだ28歳とか・・・。
多分、若い頃からお勉強頑張って官僚になったはずなのに・・・。
経産省のキャリア官僚だったら、定年まで勤めて天下りしまくれば、生涯賃金何億円貰えたか分からないレベルなのに・・・。
一人300万円にも満たないお金に目がくらんで、一生棒にふるレベルの犯罪に手を染めたなんて・・・。
先週の、芦屋税務署の統括官の盗撮もなんだか悲しい犯罪でしたが、この事件も悲しい限りです。