神田憲次財務副大臣が固定資産税の滞納で4回も差押えを受けていたことが明らかになりました。
税務行政を統べる財務省の副大臣が税金を滞納していた事に驚きますが、なんとこの人、税理士だそうです。

固定資産税や自動車税は納付をうっかり忘れやすい税金ですが、4回も差押えを受けているということはうっかりではあり得ないです。
うっかり忘れていても督促状がきてすぐに納めれば良いだけで、差押えに至るなんて相当期間滞納しているはずで、“忙しくて、郵便物が見れなくて、”とか言い訳してますが、一般的にはあり得ないです。

それが税理士で、財務省の副大臣で、衆議院議員です。
今までもいろいろ酷い大臣や国会議員がいましたが、これは最低ランクですね。

プロフィール見ると、中京大学文学部を卒業した後、中京大学大学院法学研究科修士課程修了、愛知学院大学大学院商学研究科修士課程修了、となっています。
一般の方が見ると、文学部卒業の後、法律系と商業系の2つも修士取ってエライ勉強家っぽく見えるかもしれません。

税理士から見ると、税理士試験の免除を受けるため法律と会計のダブルマスター取った人かもしれないなあ、と思ったりします。
昔は、法律系と会計系の2つで大学院出れば、自動的に全科目試験免除で税理士になれましたので。

まあ税理士試験免除かどうかはどうでも良いですが、税理士で財務副大臣が税金滞納で4回差押えを受けているのに辞任しないとか、本当にあり得ないお話でございます。