菅首相の要請に従い、中部電力は浜岡原発の停止を決定しました。
“要請”と言っても、国の許認可や裁量でガチガチに縛られている電力会社としては従う以外ないのでしょうね。

今回の地震の起こる前から、浜岡原発は東海地震の影響が大きく懸念されておりましたので、経緯はともかく、結果は妥当ではないかと個人的には思います。
ただ・・・、菅さん、ほんとに行き当たりばったりで唐突すぎる・・・。

と、浜岡原発の話にばかり気をとられていたら、このゴールデンウイークの間に、私の住む関西電力エリアでも原発関連の事故(事象?)が起こってました。
5月2日に敦賀原発2号機の冷却水の放射能濃度が異常に上昇し、核燃料の損傷の可能性も疑われるため、5月7日には運転停止をするに至ったというものです。

さらに日本原子力発電の9日の発表によると、敦賀原発2号機の換気用排気筒から微量の放射能漏れがあったそうです。
漏れ具合はかなり微量で大したことない(最近良く聞くフレーズです・・・)ようですが、どうも疑心暗鬼になってしまいますね。

この程度のトラブルは毎度お馴染みなんでしょうか???
それとも運転停止するくらいなんで、結構重大なトラブルなんでしょうか???

いやいや、原子力への信頼感は落ちる一方です・・・。