7月に入り今年上半期の自動車の車名別販売台数ランキングがでました。
なんとベスト10のうち9台がトヨタ車でした。
(軽自動車除く)

唯一他社で食い込んだのは、日産のノートで第4位。
私の愛するホンダは影も形も有りません。
(軽のNボックスだけは売れてますけど)

いやあ、トヨタ強すぎますね。
良い車作ってるのは間違いないですし、販売店数も他社よりどんどん多くなってきているので、販売台数の差は開く一方です。

ここまで差がついてしまった原因はいろいろあると思いますが、まずハイブリッドシステムの優劣はかなり大きいと個人的に思っています。
各社ハイブリッドシステムを出していますが、同じクラスで比べるとトヨタの燃費の良さはは圧倒的。

本体価格が高く当初は敬遠されたハイブリッド車でしたが、ガソリン高を背景にその比率は増す一方で、そこで明確に大きな差を築いたトヨタは凄いですね。
あとはデザインでしょうか。

なんだかんだ言っても車は見た目が大きいので、日産やホンダはもっとデザインで勝負して欲しいです。
保守的で無難なデザインがポリシーだったトヨタが、オラオラ顔で大ヒットしちゃってるんですから、他社も攻めないと。

オラオラ顔は品が無いからね~、なんて負け惜しみ言って、無難な顔で安全策とったデザインの車作ってたら負けます。
ステップワゴンが良い例です。

ホント、あのデザインにOK出したプロジェクトリーダーの気が知れない。
見た瞬間、売れへんやろって思いましたが、その通りの結果です。

今回の上半期の販売順位は以下。
ノア5位、ヴォクシー7位、セレナ12位、ステップワゴン・・・24位。

ステップワゴンが一番新しいのに、ぶっちぎりで売れてないです。
半導体の供給が滞って生産できない・・・、とか言い訳は出来る差ではないです。

あんな昭和の商用車みたいなデザインのミニバン、売れる訳ないでしょ。
唯一攻めたコンセプトだったワクワクゲートも日和って廃止するし。

先代のステップワゴンも、発表当初保守的すぎるデザインでさっぱり売れず、マイナーチェンジでスパーダを少しオラオラさせて(?)持ち直しました。
その教訓が一ミリも生かされていない。

多分、マイナーチェンジでまたトヨタの真似をしてオラオラさせると思います。
いや決して、オラついたデザインにしろという訳ではないんです。

ホンダらしいカッコいいデザイン(個人の感想です)の復活を期待したいだけです。
エンジンや車の中身はホンダらしい良いところがたくさんあるのに、あの見た目では売れないです。

まあブログで書いてどうなるものでもないでしょうが、言わずにはいられないステップワゴンのあのデザイン・・・。
ボロクソ書いてしまいましたが・・・、なんとか復活して欲しいが故の苦言です。

頑張れ!ホンダ!
頑張れ(?)ステップワゴン!